イオンモバイル【大手キャリアよりもグッと安くできる】家族が多い人やタブレット所有者にオススメ!

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「イオン」というスーパーを知ってるかい?

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今やどこにでもある大型スーパーね!

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そう。その「イオン」が提供している格安SIM(格安スマホ)が「イオンモバイル」なんだ。「イオンモバイル」を利用すると大手キャリア3社(NTTドコモ、au、ソフトバンク)と比べて、月額料金を大きく抑えることができるんだ。

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え?本当? でも安いばかりでデメリットもあるんじゃ?

今回、その「イオンモバイル」について、メリットやデメリット、オススメできる人、料金プランなどを徹底解説していくぞ!

最後に、2年間使い続けた筆者が使用感も含めてまとめているので、じっくり読んでほしい。

イオンモバイルトップページ

このページを読んだらトクをする人!
●現在大手キャリアと契約していて、ケータイ・スマホの料金が高くて困っている人
●データ通信量に合わせて料金プランを選びたい人
●格安SIM(スマホ)を選びたいけど、通販だと不安な人、対面で購入したい人
●スマホとタブレットの両方使いで料金がかさんでいる人
●家族でスマホを使ってるけど、今より月額料金を抑えたい人

目次

このページの読み方

今回、説明することがとても多く、その文量も9000文字以上になってしまった。

そこで、少しでも読む負担を減らすために、筆者からこのページの読み方を提案させてもらう。

●まずはこの上にある目次をざっと見て、欲しい情報をクリック(タップ)してジャンプする。

太字や色を塗ってある文字だけ読んで、細かい文章は必要に応じて読んでほしい。

●ある程度ページが下にいくと、右にも目次が出るので、そこからまた読みたい記事にジャンプする。
(モバイルの方は右下にトップに戻る上方向のボタンがでるので、それをクリックしてほしい)

●これを繰り返して、欲しい情報をつまみ食いして、もっと深く知りたくなったらじっくりと読んでほしい。

長く、読みづらいページになって申し訳ないが、どうかお付き合い願えたら幸いだ。

格安SIM(格安スマホ)とは?

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そういえば、格安SIMってなんなの?

まずは格安SIM(格安スマホ)とは何かを解説しよう。

現在の携帯電話やスマートフォンには、登録者情報や電話番号などを記録している小さなICカードが入っている。これがSIMカードだ。

そして「イオンモバイル」を始め、多くの企業がSIMカードを使ったインターネットや通話のサービスを展開している。

その企業が提供するSIMカードを使うと、大手携帯キャリアであるNTTドコモ、au、ソフトバンクよりも安い値段でインターネット通信や音声通話が利用できるため、“格安SIM(それを使ったスマホということで格安スマホ)”と呼ばれている。

安い値段で提供できる理由はコレだ!

●通信設備の維持費用がかからないため

「イオンモバイル」のような企業をMVNO事業者(仮想移動体通信事業者)といい、自前で通信回線を持たず、大手キャリアから回線を借りてサービスを提供している。

たとえば「イオンモバイル」ではNTTドコモやauの回線を借りている。そのメンテナンス・維持には関わっていないため、そのぶん価格を抑えることができる。

●実店舗を用意しておらず、人件費がかからないため

多くの格安SIMサービスは通信販売がメインで、実店舗を設けていないところが多い。

そのためサービス情報がネット上にしかない場合がほとんどで、購入に不安が残ることもある。

その点「イオンモバイル」は、全国に200以上ある店舗窓口で直接サービスの内容を聞くことができ、そのまま契約に移ることもできるのがメリットの1つだ。

●広告宣伝費を大手キャリアよりも抑えているため

最近はMVNO事業者のうちでCMを展開しているところもあるが、大手キャリアと比べたら圧倒的に少ないといえる。

「イオンモバイル」は母体のスーパー「イオン」のCMがあるが、そこでもたまに「イオンモバイル」の情報が流れるくらい。

個人的には、そのCMを生かして宣伝してもよさそうな気がするが……。

●価格競争が激しいため

MVNO事業者は現在40社以上もあり、しれつな価格競争を行っている。

そのなかでも「イオンモバイル」は最安級で、月単位のデータ量によって豊富な料金プランを用意している。

イオンモバイルのメリットとデメリット

「イオンモバイル」のメリットとデメリットを一覧にするとこうだ。

イオンモバイルのメリット
●業界最安級の月額料金
●全国200以上のイオン店頭で手続きができる
●料金プランが豊富
●端末が約13,000円からと買い求めやすく、ラインナップも豊富
●データ専用SIM扱っている
●余った通信量を翌月まで繰り越せる
●最低利用期間や違約金がない

イオンモバイルのデメリット
●未成年者は契約できない
●シェア音声プランが同一名義でしか契約できない
●MNP転出料が高額になる場合がある
●支払い方法がクレジットカードのみ
●LINEのID検索で友だち追加ができない

まずはメリットから見ていこう

●業界最安級の月額料金

月額料金についてはあとで詳しく見ていくが、オリコン顧客満足度ランキングのコストパフォーマンスで2位になっていることを見ても、かなり評価が高いことがわかる。

●全国200以上のイオン店頭で手続きができる

格安SIMは通信販売で購入することが多いが「イオンモバイル」はその母体であるスーパー「イオン」に店舗窓口があり、そこで購入の相談から契約まで行うことができる。

こちらにその店舗一覧が掲載されているのでご覧いただきたい。

ただ、このWithコロナのご時世なので、サイトに書かれている“店舗受付シート”を記入・印刷しておき、受付をスムーズにさせたり、蜜を避け通販で申し込むことも検討してほしい。

●料金プランが豊富

「イオンモバイル」は、料金プランがシンプルでいて豊富なのが特長。大きくわけると、音声プラン、データプラン、シェア音声プランの3つしかない。

そのなかで、月にいくらデータ通信量を使うかで料金がわかれているのだ。

なので、自分がどれくらいのデータを使うかだけに集中すればいいので、選びやすいというワケ。

●端末が約13,000円からと買い求めやすく、ラインナップも豊富

「イオンモバイル」の機種ラインナップはスマートフォンを始め、タブレット、Wifiルーター、ケータイと豊富で、価格も13,000円からと買い求めやすくなっている。

もちろん月額払いもできる。

●データ専用SIM扱っている

音声通話を目的としないタブレットやWifiルーターのためのデータ専用SIMを扱っているのも特長だ。

また、音声通話SIMとデータ専用SIMの2枚を契約し、通信量をシェアできるプランも用意されている。

●余った通信量を翌月まで繰り越せる

筆者は音声通話SIMとデータ専用SIMを1枚ずつ契約し、データ量を6GBに設定しているが、6Gを使い切るということがあまりない。

そうなると極端な話、翌月に12GB使うこともできる。

さすがに翌々月までは繰り越せないので、どんなに繰り越しても最大12GBということになる。

●最低利用期間や違約金がない

いわゆる2年縛りといったことがなく、契約日を除く、翌日にも解約しても違約金を取られる心配がない。

ただしこれは解約に限った話で、MNP(ナンバーポータビリティによる電話番号の移動)転出を行うと手数料が発生する。

次にデメリットを見ていく

●未成年者は契約できない

残念ながら未成年者は契約することができない。

料金プランの説明で述べるが、シェア音声プランを使って家族で入ると、かなり月額料金が抑えられて便利だ。

●シェア音声プランが同一名義でしか契約できない

シェア音声プランを使う場合、SIMカードごとに別名義にすることができない。

これは新規で申し込む場合はそれほど問題ではないが、たとえば別々の名義で契約していたのをシェア音声プランとして統一しようとした場合、同一名義にするために一度解約してから契約し直す必要がある。

ここがちょっと不便ではある点だ。

●MNP転出料が高額になる場合がある

「イオンモバイル」に新規で契約して、契約日から90日以内にMNP転出をすると転出料として15,000円がかかる。

新規ではなくMNP転入により契約した場合は、契約期間の長さに関係なく新規契約から91日以降と同じく3,000円になる。

新規契約をした場合は、このことを覚えておいたほうがいいだろう。

●支払い方法がクレジットカードのみ

人によってはこれが一番イタイところではないだろうか。

だが、もし契約を検討しているのなら、たとえば「イオンカード」を契約するのもいいのでは?
イオンカードはコチラから見てほしい

●LINEのID検索で友だち追加ができない

もし離れたところの友人とLINEの交換をしたい場合はIDで検索すると便利なのだが、多くの格安SIMの場合はそれができない。

これには回避方法もある。

単純に電話番号で検索すればいいだけのことだ。

万が一、電話番号の交換が嫌な場合は、メールで招待を送るという方法もある。

イオンモバイルはこんな人にオススメ

●大手キャリアよりも、とにかく月額料金を低くしたい人
●豊富な料金プランから自分にあったものを選びたい人
●通信販売だと不安がある人
●セルラー型タブレット端末を使っている人
●家族でケータイ・スマホを使っている人

「イオンモバイル」は月額の料金を安くしたいひとはもちろん、家族でスマホ・ケータイを使っていて、料金を見直したいという人にもオススメだ。

また、Wifi以外で携帯キャリアから接続もできる、セルラー型タブレットを使っている人にも、シェア音声プランを利用してみてほしい。

家族で複数スマホを使いたい場合にも、シェア音声プランを使うと、月額料金を大きく抑えることができる。

では、この料金プランについて語っていこう。

イオンモバイルの料金プラン

「イオンモバイル」には大きく分けて3つのプランがあり、そのなかで月にどれだけデータ通信を行うかで料金がわかれてくる。

また、9月1日から60歳以上限定でさらに安価なプランが登場した。

音声プラン

音声通話、データ通信、SMSが使える。音声通話には別途通話料20円/30秒(国内通話)が必要となる。

プラン名価格(税抜)

60歳以上限定

やさしいプランmini.

(音声200MB)


980円/月
音声500MBプラン1,130円/月
音声1GBプラン1,280円/月
音声2GBプラン1,380円/月
音声4GBプラン1,580円/月
音声6GBプラン1,980円/月
音声8GBプラン2,680円/月
音声12GBプラン【値下げ】2,980円/月
音声14GBプラン【新設定3,580円/月
音声20GBプラン【値下げ】3,980円/月
音声30GBプラン【値下げ】4,980円/月
音声40GBプラン【値下げ】5,980円/月
音声50GBプラン【値下げ】6,980円/月

データプラン

タブレットやWifiルーターなど、データ通信のみを行うならコレ。140円/月を追加するとSMSも使えるようになる。

プラン名価格(税抜)
データ1GBプラン480円/月
データ2GBプラン780円/月
データ4GBプラン980円/月
データ6GBプラン1,480円/月
データ8GBプラン1,980円/月
データ12GBプラン【値下げ】2,380円/月
データ14GBプラン【新設定】2,980円/月
データ20GBプラン【値下げ】3,280円/月
データ30GBプラン【値下げ】4,280円/月
データ40GBプラン【値下げ】5,480円/月
データ50GBプラン【値下げ】6,480円/月

シェア音声プラン

スマホを2台、スマホとタブレットなど、端末を複数持っていたり、家族で何台も使うならこのプランがオススメ。

複数のSIMカードでひとつのプランの通信容量をシェアするというものだ。

下記料金表は音声通話SIM1枚とデータ専用SIM2枚までのもの。全部で5枚までSIMは増やせるが、4枚目、5枚目のSIMカードは、SIM利用料金として1枚につき200円/月がかかり、それに通話機能をプラスすると700円/月、SMS機能を追加すると140円/月が加算される。

プラン名価格(税抜)
シェア音声4GBプラン1,780円/月
シェア音声6GBプラン2,280円/月
シェア音声8GBプラン2,980円/月
シェア音声12GBプラン【値下げ】3,280円/月
シェア音声14GBプラン【新設定】3,880円/月
シェア音声20GBプラン【値下げ】4,280円/月
シェア音声30GBプラン【値下げ】5,280円/月
シェア音声40GBプラン【値下げ】6,280円/月
シェア音声50GBプラン【値下げ】7,280円/月

シェア音声プランは家族で使うときに便利

シェア音声プランはSIMカードを5枚まで増やせる。

これを利用すると5台まで端末を同時契約でき、その際の月額料金を大きく抑えることができる。

たとえばシェア音声12GBプランを利用し、5人で音声通話もSMSも使いたいときの月額料金は、

●シェア音声12GBプラン3,280円
●通話機能付き追加料金700円✕4枚=2,800円
●SMS機能付き追加料金140円✕4枚=560円
●データ使用追加料金 シェア音声プランに含まれるため0円
●4枚目以降追加利用料200円✕2=400円

合計:7,040円(ひとり当り1,400円以下

なぜこんなに安くなったかというと、一人ひとりに基本料金が加算されていないというのが大きいだろう。

ただし、シェア音声プランは5枚ともすべて同一名義でしか契約できないことに注意しよう

実際に大手キャリアから乗り換えたらいくら安くなるのか?

では、大手キャリアから乗り換えた場合、どれくらい安くなるか具体的に見ていこう。

NTTドコモ:3,465円(税込)

(データ容量1GB、ファミリー割引未加入、dカードによるクレジットカード払いなし、2年間の定期契約なし、ギガライト、通話オプションなし、長期特典1st、16歳以上、ドコモ光とのセットなし、4Gの場合、公式サイトのシミュレーション)

「イオンモバイル」音声1GBプラン:1,280円(税抜) NTTドコモより月々2,185円オトク!

au:3,150円

新auピタットプランN、データ容量1GBまで、継続利用による料金割引未加入、家族割プラス未加入、4G LTEスマートフォンの場合

「イオンモバイル」音声1GBプラン:1,280円(税抜) auより月々1,870円オトク!

ソフトバンク:2,480円(税抜)

スマホデビュープラン、データ容量1G、1年おトク割加入なし、小容量割なしの場合

「イオンモバイル」音声1GBプラン:1,280円(税抜) ソフトバンクより1,200円オトク!

一目瞭然、断然「イオンモバイル」が安い。

格安SIM同士でも比較してみよう

下の口コミのところでも紹介するが「イオンモバイル」は“オリコン”格安SIM顧客満足度ランキング第3位に入っている。

そこで、「イオンモバイル」よりも上位2社の価格と比較してみよう。

Rakuten Mobile(楽天モバイル):2,980円(税抜)

Rakuten UN-LIMIT 2.0、プラン2年目以降、データ容量5GB(パートナー(au)エリアの場合、楽天モバイル自社回線の場合は無制限)の場合

1年間無料、なおかつ自社回線だとデータ容量無制限なので、単純比較は難しいが……

「イオンモバイル」音声6GBプラン:1,980円(税抜) Rakuten Mobileよりも1,000円オトク!

LINEモバイル:2,200円

音声通話SIM、ベーシックプラン、データ容量6GB、LINEデータフリーの場合

「イオンモバイル」音声6GBプラン:1,980円(税抜) LINEモバイルよりも220円オトク!

音声通話のみだとほぼ同額。むしろLINE通信量がゼロになるので、それを考えればLINEモバイルに軍配が上がるが、「イオンモバイル」では“シェア音声プラン”を利用し、複数の端末を使った場合は月額料金がかなり抑えられる。

mineo:2,190円(税抜)

デュアルタイプ(音声通話+データ通信)、Aプラン、データ容量6Gの場合

「イオンモバイル」音声6GBプラン:1,980円(税抜) mineoよりも210円オトク!

mineoはどのキャリアの回線を使うかで料金が違い、上記はau回線のもの。同じデータ容量の場合、ほかにNTTドコモ回線だと2,280円、ソフトバンク回線だと2,630円かかる。

UQモバイル:1,980円

スマホプランS、UQ家族割適用なし、基本データ量3Gの場合

「イオンモバイル」音声4GBプラン:1,580円(税抜) UQモバイルよりも400円オトク!

UQモバイルはUQ家族割適用時、2台目以降1,480円となるが、単独で使う場合は上記の値段になる。

タイプ別契約の仕方

ここまでの比較で契約を検討した人は、以下を読んでほしい。

ここでは、どんな人ならどんな方法で契約すればいいのかを解説している。

端末とSIMをセットで新規契約したい人

コレは簡単。

スーパー「イオン」店舗窓口で契約するか、下記ボタンをクリック!

次に画面右上の「新規申し込み」をクリック!

新規申し込み

新規申し込みのふたつのうち端末+SIMセットをクリック!

端末SIMセットとチャット

あとは、必要事項を入力すればOKだ。

もしもわからないことがあったら、右下にある「何かお困りですか?」をクリックするとチャットで相談・問い合わせができる。

持っている端末で乗り換えたい人

持っている端末で乗り換えたいという人は、ひと手間必要だ。

まずは使っている端末が「イオンモバイル」で使えるかをチェックしよう。

最初は下記ボタンをクリック!

次に、少し小さいが右上にある「動作確認端末一覧」をクリック!

動画確認端末確認01

少し下にスクロールするとこの画面になるので、メーカーや型番から検索してみよう。

動作確認端末02

無事対応している端末だと確認できたら、「イオン」店舗窓口にダッシュするかトップページに戻り、右上の「新規お申し込み」をクリック!

今度は「SIMカードのみ」をクリック!

SIMカードのみ

必要事項を記入していこう。

もちろん、わからないことがあれば右下の「なにかお困りですか?」で問い合わせしてみよう。

新しい端末を別の場所で購入して契約したい人

これは上記「持っている端末で乗り換えたい人」と同一。

新しい端末が「イオンモバイル」に対応しているかどうかは必ずチェックしよう。

もちろん新しい端末が「イオンデジタルワールド」(写真左上・端末情報からいける)で購入した場合は必ず対応しているから安心だ。

ただし「イオンデジタルワールド」で端末のみを購入した場合も含めて、店舗で契約する場合、店舗によっては事務手続き料金以外にお金が必要な場合もあるので、事前に店舗に確認しておこう。

もちろんWebからも「なにかお困りですか」から聞くことができるぞ。

イオンデジタルワールド

電話番号を引き継いで使えるMNPの仕方

ここからは、これまで他の携帯会社・キャリアと契約していた人で、電話番号を引き継ぎたいという人向けに解説していこう。

これにはMNP(携帯電話番号ポータビリティ)を利用する必要がある。その手順はこうだ。

MNP(携帯電話番号ポータビリティ)の流れ
1:移行前の通信事業者(NTTドコモなど)からMNP予約番号を取得する
2:有効期限内に予約番号を使用して、移行先(イオンモバイル)に申し込みをする
(現時点ではMNP完了していないため、移行元のキャリア扱い)
3:SIMカード到着後、MNP切り替えを実施する。ただし、切り替え手続きは9時から19時までなので注意!

手軽に携帯番号を引き継げるのはありがたいのだが、次の注意点がある。

●MNP転出手数料がかかる(場合がある)

転入には通常料金はかからない(事務手数料等はかかる)が、転出には2,000円~3,000円の料金がかかるのが普通だ。

●予約番号の有効期限、契約者情報に注意

MNP予約番号には有効期限があることにも注意が必要だ。

「イオンモバイル」の場合、有効期限が10日以上残っている必要がある。できれば転入直前に転出手続きをするのがオススメだ。

また、移行前の契約者情報と移行先の契約者情報が同一でないとMNPはできない。たとえば同じ番号を異なる契約者(家族など)には引き継げない。

ちなみにWebでの申込みの場合、これまでMNP完了からSIMカード到着までの間、2~5日間端末が使えない期間が発生していたが、今はその問題が解消している。

ただし、

●切り替え手続きに時間制限がある

SIMカードが到着したから、いつでも手続きして移行が完了するわけではない。

ここは非常に重要。

「イオンモバイル」の場合、切り替え手続きが可能なのは9時から19時まで。

この前後は手続きができないので、特に注意すること。

MNP予約番号取得の流れ

MNP予約番号の流れは以下のようになる。

まずはこのボタンをクリック!

次に、「ご契約の流れ」>「MNPについて」をクリック

MNPの流れ01

次に表示されるページの下までスクロールする。

MNPの流れ02

そして「MNP予約番号の取得方法はこちら」をクリック!

すると各社について解説されているので、そちらにそってMNP予約番号を取得しよう。

ソフトバンク契約者は特に注意! SIMロック解除の必要性

携帯電話・スマホにはSIMロックという細工がされているのはご存じだろうか。

細工というと失礼だが、要は、NTTドコモ、au、ソフトバンクそれぞれの携帯キャリアにしか使えないようにしてることをいう。

これを「イオンモバイル」も含めてどこの事業者でも使えるようにするのが“SIMロック解除”という方法だ。

「イオンモバイル」では、

●動作確認されている以外のNTTドコモの端末
●auの一部の端末
●ソフトバンクの全端末

においては、SIMロック解除が必須。

それ以外でも動作確認されていない端末もあるので、念のため確認しておこう。上のほうで画面は載せたが、こちらでも掲載しておく。

まずはこのボタンをクリック!

この画面の右上、小さくて見づらいが「動作確認端末一覧」をクリック!

動画確認端末確認01

スクロールを少し下にすると、メーカーや型番を入力する画面が出るので、そちらから検索してみよう。

動作確認端末02

SIMロック解除方法とその注意点

携帯会社・キャリアのショップでSIMロックを解除する場合料金が発生する。

しかし、Webから解除する場合は無料でできる。

ただし、古い機種の場合はSIMロック解除自体ができないこともあるので注意が必要だ。

以下に、その解除方法が掲載されているページを紹介する。それぞれのキャリアに合わせてクリックしてほしい。

NTTドコモの場合のSIMロック解除方法

auのSIMロック解除方法

ソフトバンクのSIMロック解除方法

イオンモバイルの口コミはどんなものがある?

さて、これまで「イオンモバイル」について多くを語ってきたが、世間ではどう見ているのかを簡単に紹介しよう。

引用させていただくのは天下の“オリコン”の顧客満足度ランキングだ。そこでの評価は……

●格安SIMランキング第1位 楽天モバイル 67.10点

●格安SIMランキング第2位 LINEモバイル 67.05点

●格安SIMランキング第3位 イオンモバイル 67.03点

特にプランの充実度、初期設定のしやすさ、保証サービスでは1位となっている。

またコストパフォーマンスでも2位にランクインしている。

ほかにも、他社格安SIMの口コミも多数掲載されているので詳しくはこの文をクリックしてほしい。

まとめ:筆者が2年間使ってきた感想も含めて

筆者は「イオンモバイル」約2年前に契約し、今も使い続けている。

使い続けている理由はやはり価格が安いこと。

そして、通信トラブルや通信が遅くなったという問題が少なかったからだ。

もともとはソフトバンクに契約していたが、そのときはiPhoneとiPadの両方の回線で月に12,000円必要だった。

それが現在では音声通話の料金を含めても月額3,000円しなくなった。

つまり、ひと月9,000円くらいの節約になっている。

じつは現在使っているiPadは12万ほどしたのだが、その料金を1年で取り返した計算だ。

皆さんも(ちょっとひと手間いる場合もあるが)「イオンモバイル」を選択してみてはいかがだろうか?

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